亀戸天神は菅原道真公をお祀りし、下町の天神様として親しまれています。1662年徳川幕府の
4代将軍家綱公により社地を寄進され、九州太宰府天満宮に対して東の宰府として350年年間以上
崇敬されています。
境内は天神様ゆかりの梅の花はもちろん、藤の花やモミジなどで四季それぞれに彩られます。
藤の花が満開になった見事な様子は東京一ともうたわれています。
境内は九州太宰府天満宮に習って造られ、心字池に架かる三つの太鼓橋は、それぞれ過去・現在・未来を表しています。橋を渡ることで心身が清められるのです。
2024見頃や混雑&開花情報
期間:2024年4月6日(土)~4月30日(火)
毎年、春が深まるこの時期、東京の亀戸天神の藤の花が華やかに咲き誇ります。藤の見頃は通常、
4月下旬から5月上旬にかけてとされていますが、年によっては気候の影響で多少前後します。
今年は暖かさからの寒の戻りでやや遅くなっているかもしれませんが再び夏日予想が出たりして
いるので20日頃からが見頃となるのではないでしょうか。(詳しい状況は公式インスタグラムで
確認できます)
この時期、亀戸天神の境内には約50株以上の藤の木があり、その数だけ色とりどりの花が競い
合うように咲きます。特に見逃せないのは、長さが10メートルを超えるものもある大藤の枝から
垂れ下がる花穂です。光の加減によってさまざまな表情を見せ、訪れる人を魅了します。
お出かけは朝早めの時間帯がおすすめです。この時間はまだ人出も少なく、静かな環境の中で
藤の花をじっくりと観賞することができます。しかし、午後になると日差しが強くなり、花の色が
違って見えることもあるので、時間帯によって異なる藤の美しさを楽しむのも良いかもしれません。
【亀戸天神藤まつり】
— 江東おでかけ情報局(江東区観光協会) (@kotokanko) April 19, 2024
どの藤棚もつるが伸びてきました#亀戸天神 #藤まつり pic.twitter.com/epL945RWx4
ライトアップ
「藤まつり」の最大の魅力は、夜に行われるライトアップです。日没から24時頃まで、藤の花が
幻想的な光に照らされることで、昼間とは全く異なる風景を楽しむことができます。
ライトアップされた藤の花は、夜の静寂の中、その神秘的な美しさで心字池に移るさまが幽玄の
世界を表現しているようです。また、22時以降は照明の数が減少するため、より静かで落ち着いた
雰囲気を味わうことが出来ます。
御朱印
ふじ祭り期間中は期間限定特別な御朱印になっています。
亀戸天神社。江東区亀戸。東京十社。4月6日-30日まで「藤まつり」を開催。期間中は藤まつりの添え印入り御朱印に。今年の藤は遅めの開花。ようやく早咲きの藤が見頃になっています。今週末も綺麗かと思いますが全体的な見頃は来週がピークになる様子。藤の亀戸天神は毎年最高です。#御朱印 #限定御朱印 pic.twitter.com/jQjPBLhfIa
— 御朱印・神社メモ (@jinjamemo) April 19, 2024
イベントや屋台
神楽殿にて毎週末に地域芸能などのイベントが行われ(津軽三味線、かっぽれなど。裏千家による
お茶会も)、また多くの露店が出店され、食べ物や飲み物、地元の特産品を楽しむことができます。
「くずもち」で有名な船橋やさんもお店を出されていて開花状況など情報提供してくださって
います。
詳しくは
↓
http://kameidotenjin.or.jp/events/
アクセス
- JR総武線亀戸駅北口より徒歩15分
- JR総武線/地下鉄半蔵門線錦糸町駅北口より徒歩15分
まとめ
2024年4月6日(土)~4月30日(火)に東京の亀戸天神で藤まつりが開催されます。50株の
藤の花が咲き誇るさまは東京一ともいわれています。夜にはライトアップもおこなわれます。
甘い香りに包まれて夜の静寂の中に鑑賞する藤の花はまた格別です。
期間中はさまざまなイベントや屋台も出て下町気分も味わえます。
是非満開の見頃にあわせて訪れてほしいものです。
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